講師 下里 俊行 氏
(上越教育大学大学院学校教育研究科人文・社会教育学教授)
演題 「世界史の見方・考え方-19世紀ロシア帝国の「異他者」についての最近の研究を中心に-」
質疑応答も始まりました。
「ロシア帝国とは何か、ロシア人とは誰か?」、「セクトの中に戦争に反対しているものがあるか、ウクライナ戦争の中で逃げた人たちはいたのか?」、「ロシア正教会と権力者の関係は?」、「異他者は自己認識と他者認識の外(排除)ではなく、取り込まれているという話があった。異他者は自己認識の対象になりりえるものか。自己認識の揺らぎが起きているのか?」など多くの質問がありました。
ひとつひとつの質問に丁寧にお答えいただきました。