お知らせ


2019年10月14日月曜日

本学会会員が、辰野千壽教育賞を受賞いたしました。

本学会会員の佐藤克宣氏(北海道高校教諭)が、2019年度の第12回辰野千壽教育賞の優秀賞を受賞しました。


主題および副題は以下の通りです。

高等学校公民科「倫理」における「生きる力」としての「確かな学力」の育成を図る教材及び授業の研究
~先哲の思想を手掛かりに人間の在り方生き方の思索を深める学びをねらいとした授業の開発を中心にして~

詳しくは、上越教育大学ホームページをご参照ください。

2019年10月12日土曜日

上越教育大学社会科教育学会 第34回研究大会を開催いたしました。

2019年10月12日(土)に上越教育大学社会科教育学会 第34回研究大会を開催しました。

会長の挨拶から始まりました。





投稿規定などに一部変更がありましたが、承認されました。


会員の研究発表も行われました。
大変興味深い発表であったため、質疑応答では参加者から多くの質問がありました。





全体会では、学校の中の「宗教」についての講演がありました。





当日は台風の影響もあり、残念ながら参加できない方もいらっしゃいました。

研究大会の様子などは、会員の皆様には上社学だよりなどでお伝えいたします。

なお、悪天候のため懇親会は中止となりました。

2019年10月11日金曜日

台風19号の接近に伴う大会開催について(3)

大会開催日前後において,台風19号の接近が予想されております。



これに伴い,18:30から予定しておりました懇親会のみ中止することを決定いたしました。なお,キャンセル料等は発生致しません。
ご理解の程,何卒よろしくお願い申し上げます。

総会・研究大会につきましては,予定通り実施します。
悪天候が予想されるため,お気をつけてお越しください。

2019年10月9日水曜日

台風19号の接近に伴う大会開催について(2)

大会開催日前後において、台風19号の接近が予測されております。


現段階においては予定通り開催する方向で考えておりますが、状況により中止となる場合には、本HPにて告知のうえ、報告予定者には個別に連絡いたします。


報告者におかれましては、交通手段の障害などにより大会に参加が困難な場合・報告予定時刻に遅れる場合等、わかりしだい、事前にお伝えしてございます研究係(近藤)の電話まで、ご連絡ください。また、報告時間に遅延する場合などは、可能な範囲で順序を変更するなどの対応を行います。


懇親会参加予定者におかれましては、交通手段の障害などで参加されない場合、わかりしだい、(kazuyosi*juen.ac.jp)までご連絡ください。(*を@に変更のうえ、ご送信ください)

2019年10月8日火曜日

台風19号の接近に伴う大会開催について(1)

上越教育大学社会科教育学会 第39回研究大会開催日に、台風19号の接近が予想されております。


台風の影響による研究大会の開催等に関しましては、状況に応じ、本HP上に告知いたします。






2019年10月2日水曜日

第34回 上越教育大学社会科教育学会 研究大会のご連絡② 全体会のテーマについて


全体会テーマ「学校の中の「宗教」」

                       

発題  :塚田 穂高(つかだ ほたか)(上越教育大学大学院助教)
コメント:廣瀨 裕一(ひろせ ひろかず)(上越教育大学名誉教授)

司会・進行:近藤克彦(上越教育大学大学院修士課程)・畔上直樹(上越教育大学大学院教授)

【企画の趣旨】

 昨年度の上越教育大学大学院・社会系コースでの授業科目・実践場面分析演習「社会」における「公民」分野での演習では,「小学校・中学校・高等学校においてこれまでとは異なる宗教教育が必要である」というテーマで<肯定派><否定派>を設定して準備しディベートをおこなった。大企業による宗教への理解の欠如が誘発する国際問題や公立学校での外国籍児童数の増加の具体例を挙げ,これらを改善するために宗教文化教育や宗教寛容教育等,これまでの宗教教育とは異なる新たな宗教教育が必要なのではと<肯定派>は議論を展開した。これに対し,日本国憲法第20条第3項や教育基本法第15条第2項等の各種法律の観点から,また,現行の教育課程を踏まえた場合から,安易な宗教教育の改革・推進は現実的ではなく,これまでの宗教教育の充実を図ることこそが大切なのではないかと<否定派>は議論を展開した(以上,上越教育大学大学院社会系コース公民分野関係研究室編・発行『2018年度 実践場面分析演習Ⅰ「社会」実践セミナーⅠ「社会」「公民」分野研究報告書』2019年を参照)。
 
 この演習のなかで,グローバル化が進む現代では公立・私立,校種を問わず教育に携わる全ての人が宗教教育への関心を高める必要性や,日本におけるこれまでの宗教教育の推移や現状を十分に理解できていない問題点等が浮かび上がってきたように思われる。これらをきわめて具体的な現場レベルで考えてみれば,「給食の際の『手を合わせましょう』『いただきます』『ごちそうさまでした』は宗教教育とどのような違いがあるのか」や「道徳における徳目と宗教にはどのような関連があるのか」等,次々に疑問が生まれてくるだろう。これらの疑問は学校教育について学ぶ学生や,既に教育に携わっている教職員全てに共通するものではないだろうか。そしてこうした疑問を考えていくには,「宗教」と呼ばれるものを広く捉えながらの議論が必要だろうし,公民分野のみならず歴史教育といった社会科諸分野への目配りもまた必要となろう。
 
 本年度の全体会では,こうした問題を学術的にさらに深めかつ広げてとらえるため,「学校の中の「宗教」」というテーマを設定し,本学社会分野の教員として上記演習にかかわった,宗教学がご専門の塚田穂高氏に報告を依頼した。また,公教育における宗教の取り扱いについて,宗教学・哲学・法学・教育学等の学際的アプローチで研究にとりくんでこられた元本学教員である廣瀨裕一氏より塚田報告へのコメントをいただいたうえで,フロアを交えての全体討論をおこなう。

 発題者の塚田氏は昨年4月に本学・社会系コースに着任され,これまで『宗教と政治の転轍点-保守合同と政教一致の宗教社会学-」(単著,花伝社,2015年),『徹底検証 日本の右傾化』(編著,筑摩選書,2017年)等があるほか,本学研究紀要最新号においては「高校「政治・経済」教科書のなかの「信教の自由」「政教分離」-戦後日本社会における政教分離概念の浸透過程の一側面として-」(共著,『上越教育大学研究紀要』39-12019年)を発表されている。

 コメンテーターの廣瀨氏は昨年度まで本学で教育研究にあたられ,これまで『要説教員養成・採用と免許法~教職志望者の必勝指南~』(共著,共同出版,2012年),『学校の中の宗教』(共著,時事通信社,1996年)等があるほか,「教育基本法上の「宗教」の意味」(『宗教法』292010年)を発表されている。

 全体討論では,社会科教育や教科専門,小中高の教職員など様々な立場から,参加者各位の活発な議論をお願いしたい。


なお、全体会の時間は120分です。
趣旨説明(5分)
発題:塚田穂高(50分)
(休憩)
コメント:廣瀬裕一(15分)
全体討議と総括

第34回 上越教育大学社会科教育学会 研究大会のご連絡① 研究発表プログラムについて

2019年10月12日(土)に行われます、
第34回上越教育大学社会科教育学会研究大会のご連絡を申し上げます。



研究発表プログラムについて

第1分科会 セミナー室1  司会:畔上 直樹(上越教育大学)

1 13:15-13:45  バイガリ(上越教育大学大学院)
  「「満洲国」におけるモンゴル人用教科書に関する基礎的考察」

2 13:50-14:20  杉浦 誠(帝京短期大学)
  「人口減少社会における学校通学区域の課題」

3 14:25-14:55  岡崎 優作(上越教育大学大学院)  
  「高校「社会科社会」の教育内容構成に関する基礎的研究」
   -倫理的単元を中心に-」






第2分科会 セミナー室2  司会:中平 一義(上越教育大学)

1 13:15-13:45  佐藤 優一(長岡市教育センター)
  「災害史に関する地域素材を用いた教材例」

2 13:50-14:20  近藤 克彦(上越教育大学大学院)
  「久保田好郎の社会科教育実践家としての成長
   -そのライフヒストリーを通じて」

3 14:25-14:55  小野 威人(茨城県立竜ケ崎第二高等学校)
  「地域の歴史を掘り起こせ!
   ~7つの「仕掛け」により学びの活性化を図る~」


15001530までを発表者を交えての交流(意見交換)をセミナー室1で行います。