<論文>
中本 博通 転機に立つ社会科教育の研究に向けて
梅野 正信 社会科歴史論の歴史的研究
-歴史教育における社会科受容の歴史的背景-
篠崎 健一 江戸地廻り経済圏における石灰の生産と流通
-江戸時代初期の八王子石灰と野州石灰-
高田 一 人間形成における地域と学校の影響
-小学校5・6年の児童の学校生活に潜む非行的要因-
野上 正栄 ヴァージニア・プラン型初期社会科の役割と限界
-初期社会科再検討の諸前提と歴史教育像をめぐって-
村川 登志郎 新潟市における初期社会科実践についての考察
<テーマ研究>
「小・中・高一貫した新潟県上越地方における地域素材の教材化について」
浅川俊夫他 小,中関連を重視した「工業」教材の開発
青木秀樹他 農民を通して江戸時代をどうとらえさせるか
<書評>
朝倉 隆太郎 上越教育大学学校教育学部付属小学校著『学び続ける基礎を築く学校教
育』ぎょうせい,1986年,221p,1500円
第2号(1987.10)
<巻頭言>
加藤 章 社会科教育と人文・社会諸科学
<論文>
朝倉 隆太郎 中学校校歌にうたわれている新潟県の山
中村 勇人 外様大名領における知行制の一考察
-佐賀藩知行制の知行地構造からみた特質-
土屋 武志 国体論的歴史教育の浸透過程
-1930年代における歴史教育転換の論理-
梅原 康嗣 近世後期信濃国農村における女性の労働
-上田領越戸村井沢篤之進『萬日記』を中心に-
藤田 英志 戦後新潟県の地域開発と経済発展
-小学校第3学年,工業単元を例にして-
森 泰章 大阪府交野市の都市化の実態とその要因分析
藤谷 聡 鉱業衰退期における鉱山労働者の構成
-八谷鉱業KK,八谷鉱山を中心として-
古内 一樹 国際理解教育と社会科
-「東南アジア」の教科書分析を中心にして-
<書評>
二谷 貞夫 上越市立大手町小学校著『生活する力を育てる教育』
日本教育新聞社,1987,275p,2000円
第3号 (1988.10)
<論文>
加藤 章 歴史教育における「史実」と歴史認識
朝倉 隆太郎 新潟県における教員移動
沢田 猛 フィリピンにおける民族資本の成立過程
-東頸城郡浦川原村飯室集落の事例-
土屋 武志 歴史教育における戦前と戦後(1)-その目的論と方法論をめぐって-
清田 敏秀 慶応4年・相州における取締組合の動向
間島 勉 墳墓からみた「家」概念の動向-「○○家」墳墓の増加を捉えて-
松田 愼也 新潟仏教文化研究会編『なむの大地-越佐浄土真宗の歴史』考古
第4号(1989.8)
<論文>
二谷 貞夫 歴史教育の現状と課題-歴史がわかる授業の創造をめざして-
池田 聖 中学校初期社会科実践における基礎的知識の位置づけ
-栃木県における昭和20年代前半の実践記録を例に-
古川 孝雄 社会科探究学習における中心概念の設定に関する一考察
三浦 忠好 歴史教育におけるいわゆる「人物学習」の再検討
吉田 晴正 高速交通体系化における越後湯沢温泉集落の変容
寺島 正友 信濃における代官所支配組織の確立過程
山崎 哲人 近世写本記録類の史料的意義-信州佐久地方の戦国期研究によせて-
江 育真 老人の幸福感の要因分析-上越市の老人を中心として-
<短報>
朝倉 隆太郎 大正末における高田師範卒業生の分布
<書評>
第5号(1990.10)
<論文>
鈴木 敏紀 高齢化社会における安定的経済発展の可能性
-高年齢労働力と中高年女子労働力の活用のための社会政策-
酒井 光一 高田平野における定期市の研究-新井・直江津を中心にして-
清田 敏秀 天保期の政治情勢-取締組合による鉄砲改の実施について-
古川 明 タイの工業化過程
戸井田 克己 文化に関する教育の諸概念の検討と認識力の育成
大嶽 幸彦 歴史地誌学に関する一断章
<書評>
第6号(1991.10)
<論文>
朝倉 隆太郎 上越教育大学入学者の分布パターン
松田 慎也 『歎異抄』研究ノ―ト
「いかにとさふらうべきことにてさふらふやらん」
の現代語訳とその解釈をめぐって-
田尻 信一 前5・4世紀におけるメトイコイ像の変容-ゴーティエ説の検討を中心に-
戸井田 克巳 果樹農業の展開過程についての一試論-長野盆地におけるリンゴ農業の場合
藤田 佳久 アメリカ合衆国の世論調査にみる日米開戦前の対日世論
井門 正美 「日常言語の推論」に着目した社会科の授業分析
加藤 章 安田元久監修『歴史教育と歴史学』山川出版,1991,268p,3000円
第7号(1992.10)
<論文>
青木 秀樹 尾張藩奥州茶方支配人の活動と美濃茶の発達文化
-平保年間の生産と流通をめぐって-』
田尻 信一 人類史が問いかけるもの-人類史の意義と方法について-
笹川 豊 ガーナにおけるココア・モノカルチャーの形成
仲山 光男 戦後栃木県における流通業の展開
井門 正美 「日常的推論分析法」による社会科授業分析の実際
松井 昭 初期社会科における「ごっこ」活動の発展と変容
-神奈川県横浜市立石川小学校の作業単元の検討を中心に-
中台 正弘 教科書・資料集における人権の記述の改善に関する研究
-中学校社会科公民的分野を例に-
戸井田 克己 国際理解教育における「比較文化」の実践
田部 俊充 わが国の初等教育における地図指導・地球儀指導の変遷
<書評>
井田 仁康 上越教育大学学校教育学部付属中学校著『コンピュータで授業が変わる』
図書文化社,1991,248p,2500円
第8号 (1993.8)
<論文>
河西 英通 日本近代史の一視点
小松 敦 合併都市における祭りが抱えた諸問題
蟹谷 康司 小学校歴史学習における文化遺産「富山売薬業」の実践
三浦 博英 青森市における都市形成の特色について-道路形態を中心にして-
高橋 和弘 熊谷郷における熊谷氏の惣領制
高橋 雅史 近世農民の土地所有観念と頸城質地騒動
清田 敏秀 近世初期における相州農民の動向
青山 紋己 「鴨の騒立」と「参河国加茂郡百姓一揆聞書」の史料的検討
第9号 (1994.10)
<論文>
山本 友和 社会科教科書の改善に関する基礎的考察
-小・中・高等学校教師の授業観と教科書観の分析をもとに-
井門 正美 「日常的推論分析法」による安井俊夫実践の授業分析
-「スパルタクスの反乱」の授業を中心にして-
小山 茂喜 学習過程の違いによる児童の認知過程の分析
西沢 睦郎 高校生の平和意識-糸魚川高校の場合-
廣田 芳宏 信越県境地における地域帰属意識の形成に関する研究
陸川 晃 イメージ分析による地理的世界認識の研究
-認知・情意的側面から中学生の変容傾向を中心に-
河西 浩 農業経営における農家と農地の関係-山梨県の果樹農業の場合-
清田 敏秀 近世の相模川水系の治水技術について
-安永9年の相州大住郡戸田村の堤防工事を中心に-
富井 秀正 新発田藩の観農政策下における農業の展開-亀田郷を中心に-
落合 清春 丹沢山麓にみる甲州系文化の影響
第10号(1995.8)
<論文>
大嶽 幸彦 ECヨーロッパの統合に関する一教材化
佐藤 洋美 近世城下町の立地・形成および機能と水との関係
川上 達也 上越地方の「満州」分村計画と農民移民送出に関する研究
田尻 信一 『大航海時代~アジアへの三つの航路~』の授業実践
-「文化交流圏」の視点を取り入れた世界史学習の構想-
五十嵐 誓 上越教育大学学生にみる「社会科被教育意識」
-長期的な視点による社会科授業評価の一試み-
兼子 明 所謂「慶安御触書」の史料的信憑性に関する一考察
吉田 優 埼玉県における公民教育の史的研究
第11号(1996.10)
<論文>
葛西 賢太 愛することと働くこと
-発達と母性をめぐる精神分析的神話を支えるもの-
角田 克巳 1920年代における「自由主義」知識人の植民地認識
-開発教育を中心にして-
佐藤 浩樹 児童・生徒の地域意識の発達傾向に関する研究
-群馬県前橋市と松井田町の児童・生徒の場合-
第12号(1997.10)
<論文>
葛西 賢太 「精神世界」文化にみる<私的体験の普遍化>
伊藤 聡保 東京における中学校初期社会科の諸プランについて
小林 保浩 新潟県における初期社会科実践史研究
-新潟プランと高田附小プランの展開とその影響を中心として-
に関する歴史認識のあり方
『上越社会研究』第13号(1998.10)
<論文>
「直江津捕虜収容所と平和友好運動」の教材化を中心として
田尻 信市 一枚の絵から「18世紀の世界」を読み解く
W・ホガース作「当世風結婚」を用いた授業
山田 隆之 北陸地方における港湾機能
岩片 和義 「穢多町由緒書」の作成意図に関する一考察
楫 貴志 生徒懲戒処分とその手続に関する研究
中村 容子 進路選択過程における性差の形成要因について-高等学校を中心として-
<書評>
志村 喬 寺本 潔・井田 仁康・田部 俊充・戸井田 克己著『地理の教え方』
古今書院,1997,173p,2400円
第14号(1999.10)
<論文>
二谷 貞夫 修士論文の動向と社会系認識教科の実践研究について
―教員養成系大学院における研究テーマを分類して―
渡辺 義人 日本海側北部の交通体系の変還
牧 匡尚 「青年団自主化運動」に対する地域青年団指導者の反応
岡田 敏樹 教科書検定制度の発足 ―「地方検定」条項の成立一
須田 篤 高校生の歴史観と未来観 -2年間の世界史学習を通じての実践報告一
増田 眞次 群馬県大泉町における児童・生徒の異文化受容に関する研究
<書評>
藤沢 郁夫 神崎 繋著『プラトンと反遠近法』新書館,1999,242p,2800円
第15号(2000.7)
<論文>
赤瀬 浩 近世の都市長崎と長崎町人
-文化年間長崎市中桶屋町を事例として-
釜田 聴 日韓の歴史教科書の比較検討 一江戸時代の「通信使」を中心に一
一武蔵国多摩郡熊川村梅里と中藤村指田摂津の事例から一
宮尾 隆也 武田氏の北信濃支配と葛山衆
宇都宮 晃 東京都の小学校中学年用社会科副読本の研究
意識構造に関する分析的研究
小林 貴史 海岸に漂着する廃棄物に関する空間的及び時系列的考察
<書評>
第16号(2001.9)
<論文>
大獄 幸彦 EUに関する諸問題とその教材化
井上 弘一 終身雇用慣行の法理-雇用規制法の現状と問題-
河合 芳弘 「開発教育」における「開発」の定義に関する一考察
菊池 勉 岩手県における中学校初期社会科の分析的研究
田内 直彦 北九州市における国際理解教育実践の分析的研究
高柳 浩道 群馬県伊勢崎市における児童の地域意識の形成に関する研究
土地所有・土地利用の転換と農家の対応
-『三国志』「魏志韓伝」を中心として-
長部 薫 大政奉還後の高田藩の動向-榊原家文書を中心に-
橋本 一秋 昭和初期の子ども漫画における戦争描写の研究
第17号(2002.9)
<論文>
斎藤 幸之助 範例的学習による小学校社会科に関する研究
―千葉県東金市立城西中学校における実践を中心に一
杉浦 誠 地方行政の再編成過程にみられる境界問題について
-とくに新潟県にみられる飛地等の境界領域を事例として一
石井 聡 イギリスから見た日英同盟 -A.J.パルフォアと日英同盟百年-
三王 昌代 シカチ・アリャン(ナーナイの村)を訪ねて一調査報告-
伊藤 正樹 GIS教材「わたしたちの尾西市」の開発と実践
<書評>
第18号(2003.9)
<論文>
志村 喬 イギリスにおける地理テキストブック研究の進展
を事例として-
木村 誠 製造業における卸売価格の決定メカニズムに関する調査研究
<書評>
大嶽 幸彦 朝太郎著『高校生へのメッセージ-37年の教師生活を通して』
星雲社,2003年,459p,1900円
第19号(2004.9)
<論文>
―「蒲原・沼垂・新潟からみた中世・戦国社会」を素材に一
二瓶 信 福島県会津地方における郷土認識の形成過程
一雑誌記事における「会津魂」・「会津精神」-
涌井 亮 「高梨文書」の信憑性―「米沢藩御書集」の伝来について-
-基礎調査から教材化への道筋を中心に-
<論文>
杉浦 誠 行政境界付近の通学区域の現状にみる平成大合併の課題
<論文>
井上 和久 小・中・高等学校一貫の政治学習に関する一考察
-政治学習との関連を図る小学校社会科の在り方について-
の授業改善に関する研究
に関する一考察
飯田 佑司 新潟県東頚城丘陵における湧水の水質特性
<研究ノ―ト>
大獄 幸彦 ある研究者の苦難の道程-『地理知識の効用』出版に寄せて-
第22号(2007.10)
<論文>
大山 徹也 織田信長茶会の再検討
小野 保和 戦後日本における高校生向け学習雑誌の分析
-『高一時代』における「学生運動」に関する報道を中心に-
佐久間 建 ハンセン病療養所における青年たちの「生きる力」の獲得
-単元「上越からみた近代日本の歩み」の作成を中心に-
<書評>
第23号(2008.10)
<論文>
山本 友和 小・中学校教師による社会科教科書に対する評価の分析的考察
服部 隆典 近世・近代日本における動作と身体
平原 孝 秦始皇帝の政治思想に関する一考察
-巡幸と封禅の空間的・計量的・歴史的分析を中心に-
新井 雄太 近代における長野県と上越との合併に関する一考察
永村 恭介 フリーソフトGISと統計データによる地域分析-上越市を事例として-
沼田 一臣 北海道酪農の経営革新に関する調査・研究
-北海道帯広市近郊メガファーム経営を中心に-
吉崎 彩子 現代の祭りにおける住民の参加形態-新潟市沼垂地区を事例として-
渡辺 卓郎 市町村合併と地域の変容-上越市を事例として-
<書評>
三浦 立 廣松渉著『カントの「先験的演繹論」』世界書院,2007年,298p,3800円
第24号 (2009.10)
<論文>
渡邉 洋 日本における「公」とは何か、「公共」とは何かの一研究
安岡 卓行 地理写真の読解力に関する理論的研究
-「関の刃物祭り」を教材として-
任田 富美 19世紀ドイツにおける政治的カトリシズムの形成と展開
-近代国家における政教関係に関する一考察-
<書評>
茨木 智志 田部俊充著『アメリカ地理教育成立史研究-モースとグッドリッチ-』風間書房,2008年,102p,4000円
第25号 (2010.10)
<論文>
第26 号(2011.10)
<論文>
-新潟県 黒部・金津・尼瀬油田を事例に-
都澤 麻里グレース 近代地域社会における女性像
-五十子(いらこ)敬(けい)斎(さい)日記を事例として-
茨木 智志 田部 俊充・田尻 信壱・池俊介・志村 喬・深瀬 浩三編著
第27号(2012.10)
<論文>
竹谷 優 「薬子の変(平城上皇)」再考
高宮 史絵 歴史研究における古代東北の「蝦夷」についての一考察
大桃 光貴 『日本霊異記』における宗教的世界観に関する一考察
吉田 昌幸 中山間地域における地域通貨導入過程における課題とその解決手法の設計
真野 俊和 社会理解のための「合理」と「背景」
-網野善彦『無縁・公界・楽』を最初の手がかりに-
<書評>
廣岡 英明 寺本潔著『思考力が育つ地図&地球儀の活用』教育出版,2012年,135p,2000円
第28号(2013.10)
<論文>
大図 俊哉 ニーチェにおけるイエス像の分析
第29号(2014.10)
井野端 圭介 近世佐渡における鉱山集落の特質に関する一考察
小野 威人 地域住民による山岳宗教組織の維持と再生
-明治期における飯豊山神社の成立過程を検証する-
田村 徳至 行動経済学の知見を活用した金融消費者教育の学習プログラム構想
-中学校社会科公民的分野経済単元を例として-
真野 俊和 社会学論文のエスノメソドロジー
-学術論文をどう読み解くか-
第30号(2015.10)
加藤 章 第29回研究大会シンポジウムの趣旨とまとめ
―中世東北の工馬制度を一例として―
佐藤 克宣 ソクラテスの神託探求を教材とした高等学校「倫理」の
授業実践
―「逆向き設計」論とパフォーマンス評価の手法に着目して―
田村 徳至 高等学校公民科における金融消費者教育の学習プログラム開発
―フレーミングに関するアンケート分析を手がかりとして―
小田桐 忍・温山 陽介 学問を通底するものについて
―物理学と法律学の場合―
篠塚 明彦 時事問題と結びついた世界史学習
―世界史で時事問題を取り上げる意義―
佐々木祐輔 清原真衡の「館」に関する再検討
-同時代史料における「柵」,「楯」,「館」の意味を踏まえて-
『上越社会研究』総目次 第1号~第30号(1986年~2015年)
栗田 明典 「これまでの上越教育大学社会科教育学会とこれからの社会科教育」
特集にあたって
二谷 貞夫 教材研究をしなくなったら、教師を辞めるべし―社会科教育の理念と現実―
〈論文〉
陸川 晃 地形図統制・戦時改描の法的根拠及び内容の関する考察
小野 威人 江戸時代以前の下総国飯沼弘経寺に関する一考察
―天正,慶長年間(1573~1615年)の動向を含めて―
佐藤 浩樹 小学校教科専門科目「社会」の課題とあり方
―シラバスの分析と授業実践の考察を通して―
宮下 早智 野沢温泉村における訪日外国人の増加による地域変容
―宿泊施設へのアンケート調査を中心に―
劉 淙 近代中国におけるキリスト教の受容史に関する再検討
―「非基督教運動」を中心に―
〈教育実践報告〉
佐藤 克宣 ロゴスに従うソクラテスを教材とした高等学校「倫理」の授業開発
―クリトンとの対話を題材としたディベート学習を通して―
〈研究ノート・資料〉
丸山 彩織 『権記』からみる摂関期の有職故実
土田 翔一・室井 章太・山下 竜嗣 上越地区における酒造業の流通構造
〈神碑〉
大嶽 幸彦 あるフランス人地理学者、エチエンヌ・ジュイヤール(1914~2009年)を偲ぶ
〈学会記事〉
社会科教育の考察を通して
第35号(2020.10)
<特集>「学校の中の「宗教」」
近藤克彦 特集にあたって
塚田穂高 学校の中の「宗教」-宗教研究と中高等教育の連携接合を目指してー
廣瀨裕一 公立学校と宗教を考える視点
<論文>
岡崎優作 「社会科社会」成立過程の再検討ー倫理的内容の追加に注目してー
<教育実践研究>
山内清央 小学校社会科における地域開発単元の改善に関する一考察ー思考場面の導入を通してー
佐藤克宣 「対話すること」を探求する高等学校「倫理」における授業の開発ープラトン対話篇『ゴルギアス』(452E-458B、508B-511A)を教材としてー
<研究六花~上越へ・上越から~>
大久保正明 学びの経歴ー生涯を通じてー
<学会記事>
第36号(2021.10)
<論文>
佐藤優一 災害史に関する地域素材を用いた社会科教材集の作成
-長岡市内全小中学校で活用可能な教材集の提案-
<教育実践研究>
佐藤克宣 高等学校公民科「倫理」における思考力の育成を図る授業の試み
-プラトン対話篇『メノン』を教材とした「対話のあり方」の探求-
<研究ノート>
下里俊行 大学院教員養成課程における社会系教科の専門性育成の方向性
-価値の次元の扱いを中心に-
塚田穂高 中学校学習指導要領・解説[社会編]における「宗教」の扱い
-2017(平成29)年改訂で何が変わったか-
<研究資料>
下里俊行・横田力 加藤九祚先生講演会「私の歴史研究の遍歴」の記録
<研究展望>(特別寄稿)
ニコラ・ウォールシュ(志村喬,訳) 未来のための地理教育:教員養成への課題と好機
<研究六花~上越へ・上越から~>
廣田芳宏 「六つの花」にことよせて 己の学びを振り返る
<書評>
栗田明典 寺本潔:『地理認識の教育学-探検・地理区から防災・観光まで-』
茨木智志 戸井田克己:『大潟村物語-新生の大地・湖底のふるさと-』
安岡卓行 井田仁康編:『持続可能な社会に向けての教育カリキュラム
-地理歴史科・公民科・社会科・理科・融合-』
松村謙一 中平一義・茨木智志・志村喬編著:『中等社会系教科教育研究』
<学会記事>
第37号(2022.10)
◆論文
篠塚明彦 高等学校地理歴史科・公民科改革の進行と教育改革
―地理歴史科・公民科を学ぶ意味という視点から考える―
小泉淳 持続可能な開発のための教育(ESD)のカリキュラム開発に向けた一考察
―学習対象課題概念の抽出―
◆教育実践研究
佐藤克宣 高等学校公民科「公共」を見据えた授業開発
―プラトン『国家』篇(第一巻)を教材として活用した授業の実践と授業の考察を含めて―
◆研究資料
茨木智志 国際理解教育研究協議会『国際理解教育』(1971~1976年)について
志村喬 イギリス教育省制定イングランド「教師スタンダード」に関する覚書
◆研究六花~上越へ・上越から~
二谷貞夫 “春爛漫の高田”―その18年間―
大嶽幸彦 某大学文学部教育学科で考えた教育等に関する2,3の事項
◆書評
下里俊行 三王昌代著:『海域アジアの異文化接触―18世紀スールー王国と中国・ヨーロッパ-』
室井章太 教師と弁護士でつくる法教育研究会編:『教室から学ぶ法教育2—学校で求められる法的思考―』
◆第36回研究大会の記録 研究係
◆学会記事
第38号(2023.10)
◆論文
島田翔太 戦前期教育界の教育招魂社建立運動に関する一考察
―教育運動からみた教育塔成立過程―
坂井聖海 新潟市西区黒埼地区におけるエダマメ栽培の特徴
中台正弘 中学校社会科公民的分野における「立憲主義」の取扱い
―教科書の記述に着目して―
小山莉奈 新潟県の酪農業と乳業の変遷からみた地元乳業会社の特質
◆教育実践研究
佐藤克宣 高等学校公民科「公共」につながる「深い学び」の実現を図る授業の開発
―プラトン『法律』を活用した授業の実践と考察を含めて―
◆研究ノート
佐藤優一 明治期における米騒動関係者と北海道移住の関係性について
―新潟県能生町小泊における米騒動を例に―
◆研究資料
浅倉有子 笹川流れに関わる若干の歴史史料の紹介
◆書評
大嶽幸彦 西脇保幸著:『地域発見と地理認識-観光旅行とポタリングの楽しみ方-』
◆第37回研究大会の記録 研究係
◆学会記事