お知らせ


2019年10月2日水曜日

第34回 上越教育大学社会科教育学会 研究大会のご連絡② 全体会のテーマについて


全体会テーマ「学校の中の「宗教」」

                       

発題  :塚田 穂高(つかだ ほたか)(上越教育大学大学院助教)
コメント:廣瀨 裕一(ひろせ ひろかず)(上越教育大学名誉教授)

司会・進行:近藤克彦(上越教育大学大学院修士課程)・畔上直樹(上越教育大学大学院教授)

【企画の趣旨】

 昨年度の上越教育大学大学院・社会系コースでの授業科目・実践場面分析演習「社会」における「公民」分野での演習では,「小学校・中学校・高等学校においてこれまでとは異なる宗教教育が必要である」というテーマで<肯定派><否定派>を設定して準備しディベートをおこなった。大企業による宗教への理解の欠如が誘発する国際問題や公立学校での外国籍児童数の増加の具体例を挙げ,これらを改善するために宗教文化教育や宗教寛容教育等,これまでの宗教教育とは異なる新たな宗教教育が必要なのではと<肯定派>は議論を展開した。これに対し,日本国憲法第20条第3項や教育基本法第15条第2項等の各種法律の観点から,また,現行の教育課程を踏まえた場合から,安易な宗教教育の改革・推進は現実的ではなく,これまでの宗教教育の充実を図ることこそが大切なのではないかと<否定派>は議論を展開した(以上,上越教育大学大学院社会系コース公民分野関係研究室編・発行『2018年度 実践場面分析演習Ⅰ「社会」実践セミナーⅠ「社会」「公民」分野研究報告書』2019年を参照)。
 
 この演習のなかで,グローバル化が進む現代では公立・私立,校種を問わず教育に携わる全ての人が宗教教育への関心を高める必要性や,日本におけるこれまでの宗教教育の推移や現状を十分に理解できていない問題点等が浮かび上がってきたように思われる。これらをきわめて具体的な現場レベルで考えてみれば,「給食の際の『手を合わせましょう』『いただきます』『ごちそうさまでした』は宗教教育とどのような違いがあるのか」や「道徳における徳目と宗教にはどのような関連があるのか」等,次々に疑問が生まれてくるだろう。これらの疑問は学校教育について学ぶ学生や,既に教育に携わっている教職員全てに共通するものではないだろうか。そしてこうした疑問を考えていくには,「宗教」と呼ばれるものを広く捉えながらの議論が必要だろうし,公民分野のみならず歴史教育といった社会科諸分野への目配りもまた必要となろう。
 
 本年度の全体会では,こうした問題を学術的にさらに深めかつ広げてとらえるため,「学校の中の「宗教」」というテーマを設定し,本学社会分野の教員として上記演習にかかわった,宗教学がご専門の塚田穂高氏に報告を依頼した。また,公教育における宗教の取り扱いについて,宗教学・哲学・法学・教育学等の学際的アプローチで研究にとりくんでこられた元本学教員である廣瀨裕一氏より塚田報告へのコメントをいただいたうえで,フロアを交えての全体討論をおこなう。

 発題者の塚田氏は昨年4月に本学・社会系コースに着任され,これまで『宗教と政治の転轍点-保守合同と政教一致の宗教社会学-」(単著,花伝社,2015年),『徹底検証 日本の右傾化』(編著,筑摩選書,2017年)等があるほか,本学研究紀要最新号においては「高校「政治・経済」教科書のなかの「信教の自由」「政教分離」-戦後日本社会における政教分離概念の浸透過程の一側面として-」(共著,『上越教育大学研究紀要』39-1,2019年)を発表されている。

 コメンテーターの廣瀨氏は昨年度まで本学で教育研究にあたられ,これまで『要説教員養成・採用と免許法~教職志望者の必勝指南~』(共著,共同出版,2012年),『学校の中の宗教』(共著,時事通信社,1996年)等があるほか,「教育基本法上の「宗教」の意味」(『宗教法』29,2010年)を発表されている。

 全体討論では,社会科教育や教科専門,小中高の教職員など様々な立場から,参加者各位の活発な議論をお願いしたい。


なお、全体会の時間は120分です。
趣旨説明(5分)
発題:塚田穂高(50分)
(休憩)
コメント:廣瀬裕一(15分)
全体討議と総括

第34回 上越教育大学社会科教育学会 研究大会のご連絡① 研究発表プログラムについて

2019年10月12日(土)に行われます、
第34回上越教育大学社会科教育学会研究大会のご連絡を申し上げます。



研究発表プログラムについて

第1分科会 セミナー室1  司会:畔上 直樹(上越教育大学)

1 13:15-13:45  バイガリ(上越教育大学大学院)
  「「満洲国」におけるモンゴル人用教科書に関する基礎的考察」

2 13:50-14:20  杉浦 誠(帝京短期大学)
  「人口減少社会における学校通学区域の課題」

3 14:25-14:55  岡崎 優作(上越教育大学大学院)  
  「高校「社会科社会」の教育内容構成に関する基礎的研究」
   -倫理的単元を中心に-」






第2分科会 セミナー室2  司会:中平 一義(上越教育大学)

1 13:15-13:45  佐藤 優一(長岡市教育センター)
  「災害史に関する地域素材を用いた教材例」

2 13:50-14:20  近藤 克彦(上越教育大学大学院)
  「久保田好郎の社会科教育実践家としての成長
   -そのライフヒストリーを通じて」

3 14:25-14:55  小野 威人(茨城県立竜ケ崎第二高等学校)
  「地域の歴史を掘り起こせ!
   ~7つの「仕掛け」により学びの活性化を図る~」


※15:00~15:30までを発表者を交えての交流(意見交換)をセミナー室1で行います。




2019年7月31日水曜日

「上越社会研究」投稿規定および執筆要綱の変更

「上越社会研究」投稿規定および執筆要綱が変更されましたのでお知らせいたします。

詳細は、右側の投稿規定のページをご参照ください。

2019年7月10日水曜日

第34回総会・研究大会のご案内

上越教育大学社会科教育学会 
第34回総会・研究大会のご案内をいたします。

 1 期日 2019年10月12日(土)

 2 会場 上越教育大学 学校教育実践研究センター
   ・総会(12:30~13:00)
   ・研究大会(13:15~18:00)
    上越教育大学 学校教育実践研究センター
    〒943‐0834 新潟県上越市西城町1‐7‐2
    ☎025-525-9147
  
  ・懇親会
    新潟県教職員互助会館 高陽荘
    〒943‐0834 新潟県上越市西城町3‐6‐22
    ☎025-522-2930

3 主催 上越教育大学社会科教育学会

4 後援 (予定)
   上越市教育委員会、新潟県社会科教育研究会
   上越教育大学

5 時程 (予定)
  ・総会・研究大会              
   12:00~12:30   受付                     
   12:30~13:00   開会・総会                   
   13:00~13:15   -休憩-
   13:15~15:30   研究発表       
   15:30~15:45   -休憩-
   15:45~17:45   全体会   
   18:00       閉会            

  ・懇親会                       
   18:30~20:30   懇親会


6 研究大会概要
  ・プログラムの詳細は、
   上越教育大学社会科教育学会HP
   にて順次告知いたします。

 (1)研究発表
    5人×1会場
    ※研究発表希望者数によっては
     変更の可能性有り)
    ※1発表につき25分
     (発表15分、質疑10分)


※研究発表の申込について(締切:2019年8月8日(木)必着)


・研究発表を希望する会員は、研究発表のタイトルを添え、以下の方法で申込をしてください(会員のみ申込ができます)
 ⇒メールの場合
  件名を「第34回研究大会研究発表申込」とし、    
  j305355fQmyjuen.jp(M2研究係近藤克彦)
  まで研究発表希望の旨をご連絡ください。
   ※メール送付の際には、
    上記のメールアドレスのQを
    @に変更してください。

 ⇒郵送の場合:上越教育大学社会科教育学会
  (〒943-8512 新潟県上越市山屋敷町1番地)
  まで、はがきまたは封書にて研究発表希望
  の旨をご連絡ください。


(2)全体会
   ・テーマ「学校の中の「宗教」」

 発題 塚田 穂高 会員
    上越教育大学大学院学校教育研究科助教(宗教学)


7 参加費・出欠確認
   ・大会参加費・・・無料
   ・懇親会参加費・・・4500円

〇研究大会等の出欠については、送付の出欠連絡用紙をご参照の上、電子メール・FAX等でご連絡をお願いします。(締切:2019年9月21日(土))



8 その他
  ・車でのご来場の方は、学校教育実践研究センター駐車場をご利用いただけます。
   ・会場敷地内は全面禁煙となっております。

2019年5月15日水曜日

2019年度 上越教育大学社会科教育学会 巡検のお知らせ


 2019年度の巡検を実施します。

 高田の近代を視点とし、上越市立歴史博物館や高田のまちなかを訪れ、
 それらの歴史的背景と今日的意義について視察するとともに、
 地域づくりへの取組・課題等をともに学ぶ有意義な半日にしたいと考えております。

 お忙しい中とは存じますが、ご都合のつく皆様はご参加いただきますよう、よろしくお願いします。
(なお、見学先の都合により、内容を一部変更する可能性もあります。了承ください。)



〇日程及び巡検場所
 期日:2019年6月5日(水)
 12:50 人文棟1階エレベーター前集合
 13:00 上越教育大学発
 13:15 上越市立歴史博物館着(説明を含み全体で50分程度)
 14:05 旧今井染物屋、瞽女ミュージアム高田他
     (当日の参加者の興味関心に応じて見学)
 16:00 上越教育大学着 解散


◎ご不明な点、及び現役院生及び、本学社会分野の教員以外の参加申し込みは、
j305355f@myjuen.jpまでメールにてご連絡ください。
◎締め切りは2019年5月23日(木)です。
●参加申し込みは、締め切りました。

※なお、大学から巡検場所への交通費は不要ですが、
 各施設への入場料は別途必要になります。

2019年4月24日水曜日

新しく上越教育大学社会科教育学会を担う、大学院新入生の歓迎会をしました

新しく上越教育大学社会科教育学会を担う、
大学院新入生の歓迎会をしました。




皆さんの研究が、よりよいものになるために期待しています。

その成果を、本学会内外で積極的に発信してほしいと思います。




2019年度第1回上越教育大学社会科教育学会役員会を開催しました。


第1回 上越教育大学社会科教育学会 役員会を開催しました。





新しく、M1の皆さんにも参加していただきました。




なお、今年度の研究大会(第34回大会)は、10月12日(土)に開催いたします。
詳細が決まりましたら、御連絡いたします。